1. この食品添加物について、まず知っておきたいこと
うま味調味料とは、料理や加工食品に「うま味」を加えるために使われる食品添加物のことです。
代表的なものとして、グルタミン酸ナトリウムなどが知られています。
「うま味」というのは、甘味・塩味・酸味・苦味に次ぐ味の一つで、昆布やかつお節などのだしにも含まれている味です。
うま味調味料は、その成分を取り出して使いやすくしたもの、と考えるとイメージしやすいかもしれません。
2. どんな目的で使われているのか
うま味調味料は、少ない量でも料理の味をはっきりさせる目的で使われています。
加工食品では、味のばらつきを抑えたり、全体のバランスを整えたりする役割があります。
家庭料理でも使われることがありますが、外食や市販のお惣菜、冷凍食品などで使われるケースが多いのが特徴です。
詳しい製造方法や種類については、別の記事で解説します。
3. どんな食べ物に使われているのか
うま味調味料は、次のような食品によく使われています。
- インスタントラーメンやスープ類
- スナック菓子
- 冷凍食品やレトルト食品
- ハム、ソーセージなどの加工肉
- お惣菜や外食メニュー
すべての加工食品に使われているわけではなく、原材料表示を見て確認できます。
「調味料(ア 'アミノ酸等)」とまとめて表示されている場合もあります。
4. 公的機関の考え方
厚生労働省や食品安全委員会では、うま味調味料について、通常の食生活の範囲であれば安全性に問題はないとしています。
長年にわたって使用実績があり、評価も継続的に行われています。
一方で、「たくさん摂ればよい」というものではなく、あくまで食品全体のバランスが大切だとされています。
この考え方は、他の食品添加物とも共通しています。
5. 摂取量の目安と考え方
うま味調味料については、具体的な一日摂取量の上限が細かく決められているものばかりではありません。
これは、通常の食事で極端に多く摂ることが想定されにくいためです。
大切なのは、「毎食、毎日、加工食品ばかり」にならないことです。
特定の添加物だけを見るのではなく、食事全体を見て考える視点が重要です。
6. 家庭での向き合い方
子どもがいる家庭では、次のような考え方が現実的です。
- 毎日食べるものは、できるだけ素材の味を大切にする
- 忙しい日は加工食品に頼ってもよいと割り切る
- 原材料表示を見て、使われていることを「知った上で選ぶ」
完全に避けることを目標にすると、食事作りが負担になりがちです。
他の添加物との向き合い方も含めて、別の記事で整理しています。
7. まとめ(どう受け止めればよいかを一文で整理)
うま味調味料は、過度に怖がる必要はないが、食事全体のバランスを意識しながら付き合っていくものです。
添加物ごとの詳しい記事はこちら
・食品添加物とは?意味・種類・子どもに食べさせるときの考え方をやさしく解説
・保存料って子どもに影響ある?無添加を意識する家庭の考え方
・着色料は本当に危険?子ども向け食品での判断基準
・人工甘味料は安全?子どもに与えるときの考え方
・酸化防止剤は必要?子どもがいる家庭での付き合い方
・うま味調味料は避けるべき?無添加を意識する家庭の判断基準
・発色剤は子どもに大丈夫?ハム・ソーセージの選び方
・乳化剤って何?子ども向けお菓子で気をつけたい点
・増粘剤は体に悪い?子どもが食べる場合の考え方